飼ってきたうさぎが突然死!子うさぎを迎える時に気を付けること
1週間前にネザーランドドワーフの子供を飼ってきました。
我が家ではチンチラを飼っているので、同じように飼えばいいと思っており、チンチラよりは手間がかからないだとうと高をくくっていました。
しかし、その油断が最悪の結果を招きました。
昨日、夜8時ごろにエサを与えにいったところ、ケージの中で倒れており、すでに息をしていませんでした。
朝までは元気にしていたので、突然のことで目の前で起きている出来事が理解できませんでした。
抱きかかえてみると死後硬直しており、時すでに遅しといった様子。
今朝、火葬場に持っていって火葬してもらいました。
せっかく飼ってきたのにすぐに死んでしまって悔しい気持ちと、甘く考えていて死なせてしまった悲しい気持ちで、今はまだ気持ちの整理ができていない状態です。
そこで、私のような失敗をしてしまう人が一人でも減ってくれるように、うさぎの突然死について調べたのでまとめたいと思います。
ペットショップの見解
とりあえず、うさぎを飼ったペットショップに電話をしてみました。
ペットショップの回答はこうです。
「お宅は猫を飼っているんですよね?ストレスが原因じゃないんですか。」
ペットショップ側にはまったく非がないという態度をとられました。
確かに、我が家には猫を飼っており、小さな子供もいます。
うさぎにとってストレスとなる環境であったことは間違いないでしょう。
実際に、ペットショップで一緒に飼っていたうさぎは生きているので、病気の可能性はないらしいです。
だからといって、こっちに非があるとしても、ろくに説明もなしに売りっぱなしで、突き放されるのは腹が立ちます。
突然死の原因
そもそも何故、突然死が起きるのでしょうか。
それはうさぎが体調を隠す動物だからです。
うさぎは野生の中において捕食される側の生き物です。
体調が悪いことが表面に出てしまえば、簡単に餌食となってしまうでしょう。
そのような本能から、体調が悪いことに気づくことができず、突然の死につながってしまうのです。
生後2ヶ月未満の危険
突然死が起こるうさぎの大半は生後2ヶ月未満であることが多いです。
うさぎは本来、生後2ヶ月までは親元で母乳によって育つことが必要な生き物です。
この過程で、身体に免疫がつき、ストレスや病気に耐えられるようになります。
しかし、ペットショップには生後1ヶ月から売っている場合が多く、うさぎの突然死が多いのもこれが原因であると言えるでしょう。
うさぎを飼う場合には生後2ヶ月以上の子であるかどうか確認するといいでしょう。
うさぎを迎えてからするべきこと
いろいろ調べてみると、突然死の原因はストレスが濃厚であることがわかりました。
うさぎを飼う上で重要なのは、迎えてから1週間だそうです。
では、最初の1週間どのようにして接するのがいいのでしょうか。
1~3日目
迎えてから始めは「何もしない」が正解です。
うさぎは非常にストレスに弱い生き物であり、おうちに迎えてからすぐは、環境の変化によるストレスが大きく、まずはその環境に慣れさせる必要があります。
餌やりや水やりやトイレ掃除等の必要最低限の世話をしてあげて、そっとしておくことが大切です。
テレビの音や騒音にも十分注意しましょう。
4.5日目
ケージの中での生活が慣れ始めるころです。
ケージの外から餌やおやつを与えてスキンシップをとるのもいいと思います。
さんぽは、ケージから出たそうならさせてもいいです。
しかし、長時間のさんぽはストレスとなってしまうので、長くても10分ほどにしてあげて、
さんぽが終わった後は、ストレスがかからないように、しばらくそっとしておいてあげましょう。
6.7日目~
だいぶ新しい環境にも慣れてきたころです。
近づいたらおやつをねだってくる仕草をするようになります。
4.5日目と同様にさんぽがしたそうならさせてあげてもいいでしょう。
この時、目を離さずしっかりと様子を見てあげましょう。
少しでもおかしいとおもったら、ケージに戻してあげて落ち着かせてあげることが大切です。
1週間以降
上でも書いたように、生後1ヶ月で親から離されているウサギの場合は、ストレスや病気に弱いです。
環境に慣れてきても、様々な要因でストレスをかかえたり、誤飲による中毒を起こしたり、気候の変化によって病気になったりもします。
うさぎの体調変化は非常にわかりにくいですが、十分に注意をしてあげることが大切です。
まとめ
うさぎを迎える時には、ペットショップでしっかり説明を受けましょう。
中には明確な出生日すら把握していないペットショップもあるので、気になることは質問して、信頼できるペットショップであるかを判断することが大切です。