クロスバイクでお尻が痛くなる時の改善方法
クロスバイクの乗り始めで一番多い悩みなのが、お尻の痛みです。
初心者の方がそんな悩みでクロスバイクから離れていってしまうのはとても悲しいことです。
クロスバイクは楽しいんだと言うことを伝えるためにも、いち早く解決できる方法を解説していきたいと思います。
私の体験談
私も初めて乗ったときは股間の辺りやお尻が痛くなり、「なんじゃこれは?」と思っていました。しかし、我慢できない程の痛みではなかったので、あまり気にすることなく放置。今では自然と慣れてしまったようで、痛みを感じなくなりました。
なので、私のように、我慢できない程ではない場合は慣れてしまうのも一つの手です。時間はかかりますが、確実な方法です。
しかし、いち早く解決できる方法を解説すると言いながら、「時間をかけて慣れろ」なんていうのはこの記事の主旨に反します。
以下より、タイプ別にお尻の痛みの解決方法を解説していきます。
痛くなる場所
クロスバイクに乗っていて痛くなる場所は大きく分けて3つあります。
- 股間部分
- サドルの後ろに当たっているところ
- サドルの前側に当たっているところ
以上のタイプ別に対策を解説していきます。
1.股間部分が痛い場合
クロスバイクの初心者に一番多いタイプです。私もこのタイプでした。
サドルの位置でいうとちょうど真ん中ぐらいにあたっているところが痛くなります。
対策としては穴あき(カットアウト)サドルを取り付けることです。
サドルの中心部に穴があいています。
ちょうど痛くなる部分に穴があいているので、痛くなる箇所がこすれることがなくなり、痛みもなくなると思います。
このタイプのサドルは長距離走行する人の多くが使用しており、とても人気があります。
2.サドルの後ろに当たっているところが痛い場合
具体的な部位でいうと、尾てい骨の辺りが痛くなるタイプです。
このタイプはサドルにどっしりと乗りすぎていることで痛みが起きていると考えられます。
クロスバイクのサドルはママチャリのサドルに比べて固いです。なので、サドルに体重をかけすぎていると、どうしてもお尻に負担がかかってしまいます。また、わずかな段差でもお尻への衝撃が加わるので、これも痛みの原因となります。
対策としては重心を前側に持ってくることです。
お尻だけでなく、腕にも体重を乗せるイメージです。
よくわからない場合は、数分おきに立ちこぎをするだけでも改善できると思います。
3.サドルの前側に当たっているところが痛い場合
前側に座りすぎていると痛みを感じやすいです。
そうなってしまう原因としては、サドルの角度やハンドルとの距離が合っていない可能性が考えられます。
まずはサドルの調整をしてみると改善すると思います。
調整するのは以下の通り
- サドルは水平か?
- サドルの高さは適切か?
- サドルの前後位置は適切か?
サドルの高さについては、サドルからペダルの中心までの高さが「股下×0.885」となるのが理想です。
サドルの前後位置は調整することができるものが多く、サドル後退幅といいます。前に座り過ぎている場合は、サドルを前に出してみるといいでしょう。
まとめ
以上で、クロスバイクを乗っていてお尻が痛くなる場合の簡単な解決方法をまとめました。
痛みのほとんどは慣れによって改善することが多いです。
しかし、すぐにでも痛みを解決したい場合はサドルを購入することをおススメします。
痛みは様々な要因で起こるのですが、一番の原因はサドルが固いことが挙げられます。サドルを購入することである程度は改善することは間違いないです。
あとは重心位置やサドル位置を微調整することで、痛みは自然となくなっていきます。