私がクロスバイクで遭遇した事故・不満
クロスバイクを買って2年。
前職では毎日、駅から片道3.5km走っていました。
大型連休の前は家まで片道40km走ったこともあります。
そんな中、私が遭遇した事故のことや、
走っている時に感じる不満について紹介していきます。
自動車との接触
1度だけ自動車と接触したことがあります。
状況としては、冬場の6時ごろ、周りは結構暗くなっている時間帯。
私が道路左側を直進しており、ちょうどドラッグストアの駐車場を横切る時でした。
その時、突然対向車がドラッグストアの駐車場に向けて右折してきました。
私はびっくりして急ブレーキをかけたのですが、止まらない。
車は何を思ったか私の目の前で停車。
これはどうやっても避けられないと思った私は、体をひねらせて自転車が車にぶつからないように横に向けました。そのままドリフトしているように横滑りしながら車に接触。
結局、車の助手席側の扉と、私の左肩がかるく接触した程度で済みました。
とっさに判断できたことで、車に傷がつくことも、私が怪我をすることもなかったのでその場は収まりましたが、私の怒りは収まりませんでした。
なぜ目の前で止まった?
止まらずにそのままドラッグストアに入ってくれればぶつからずに済みました。
相手の方の思考を推測すると、
- ドラッグストアに入るために右折(この時、私のことは見えてない)
- 右折中に私がいることに気づく
- 危ないと思ってブレーキをかけて停車
という流れだと思います。この方は1と3で判断ミスをしています。
1.車が来ていないことだけ確認して、自転車が見えていない
3.危なかったらブレーキをかければいいという盲目的な思考
この一瞬で二つの判断ミスをしたことで事故につながりました。
相手は30~40代の女性。助手席には子供が乗っていました。
車に乗る方は今一度、自分の運転は本当に安全なのかを再確認してください。
歩行者との接触
状況としては、これも6時ごろの暗い時間帯。
橋の上を走行していました。
橋を渡りきった後50m程のところに信号があり、橋の上まで渋滞中。
橋には歩道があります(ガードレール付き)が、自転車は基本的に歩道は走れませんので、車と歩道の間をすり抜けるように走っていました。
橋を渡りきろうとした時、事故は起きました。
橋の最終地点、ガードレールの切れ目から歩行者が飛び出してきたのです。
車が渋滞して止まっていたので行けると思ったのでしょう。
しかし、その人はなぜか私の目の前で止まりました。
私はとっさに「危ない!」と言いましたが、時すでに遅し。
歩行者はこちらを見てびっくりした顔をして立ちすくむだけで避けようともせず衝突。
私はすぐに
「すみません!大丈夫ですか?」
と尋ねると、
「大丈夫!大丈夫!」
といって去っていきました。
怪我をしている様子もなかったのですが、私は内心ドキドキしながら帰路につきました。
家に帰って落ち着いて考えてみると、悪いのは向こうなんじゃないかと思いました。
左はガードレール、右は車という状況で目の前に人が飛び出して来たら避けようがありません。
自転車と歩行者の接触なので、自転車が悪いと世間では言われますが、
歩行者がいきなり道路にでてきて、目の前に止まるかもしれない
なんて考えられますか?交差点でも横断歩道もありませんよ。
この日以来、自転車って目に入らないんだなと思いながら走ることを決めました。
車の幅寄せ
クロスバイクやロードバイクに乗っている人にとってはあるあるなんじゃないでしょうか。
車からの幅寄せによる嫌がらせです。
これは1件だけではありません。車道を走っているとしょっちゅうやられます。
たまに、わざとなのか見えてないのかわかりませんが、幅寄せでもなくぎりぎりで走り抜けていく車もいます。
めちゃくちゃ危ないのでやめてください。
車道の隅はきちんと舗装されていないことが多いので、幅寄せなどされると側溝などでスリップしたり、バランスを崩しやすいです。
実際に転んだことはありませんが、ヒヤッとしたことは何度もあります。
他にも、ギリギリで抜かしていった後、左によってブレーキをかけてくる車もいました。
最近は煽り運転のニュースも多いので、こういう人は無視するのに限りますね。
一応ドライバーの顔を確認しましたが、話の通じるような人ではなさそうでした。
車からの泥はね
雨の日によくやられます。
クロスバイクは結構なスピードがでるので、抜かす側の車も結構加速して抜かしていくことが多いです。
その時、たまたま水たまりがあったりすると、思いっきりひっかけられます。
レインコートを着ているのですが、安物を使用しているので、中まで浸透してきてべちゃべちゃになってしまいます。
泥はねに関しては、歩いていてもやられることは多いと思いますが、
これは立派な法律違反です。
車を運転する方は気を付けましょう。
自転車の右側走行
ルールをしらない人がかなり多いです。
自転車は左側を走ってください。
私が左側を走っていて、前から自転車が突っ込んでくることが何度もあります。
そういう人は決まって避けようとしない。
ルールを守っている私が車道側に避けて危険な思いをしなればならない。
マナーの悪い自転車乗りが多いので、どんどんルールが厳しくなっているんです。
自分で自分の首を絞めないでください。
まとめ
まだまだクロスバイクやロードバイクについての理解がない人が多い時代です。
ママチャリとは違い、クロスバイクやロードバイクはかなりのスピードがでますし、すぐには止まれません。
交差点などで、車や歩行者には気を付ける人は多いとおもいますが、自転車は見えていないことが多いです。
ですので、いざという時に自己防衛できるように、ルールをしっかりと把握して、マナーを守って自転車を乗りましょう。