チンチラってどんな動物?飼うのは大変なのか解説
ペットショップでチンチラという動物を見かけたことはありませんか?
ネズミのようにも見えるし、ウサギのようにも見えるとてもかわいい動物です。とてもキュートな見た目なので飼ってみたいと考える人も多いと思います。
しかし、飼ってみたいと思っても周りに飼っている人が少ないため、「飼うのが大変なんじゃないか」、「家で飼うことができるのか」、「ちゃんと懐いてくれるのか」、などなど色んな疑問がわいてくると思います。
この記事ではそんな疑問を解決するために、チンチラとはどんな動物なのかを紹介していきたいと思います。
チンチラとは
チンチラは齧歯目(ネズミ目)に属する動物です。
体長は約25センチで、尻尾の長さは約17センチ、体重は420グラム~600グラム程度ですので、大人になっても手のひらに乗る程の大きさです。
寿命
寿命は15年から20年ぐらい。
見な目に反して長生きな生き物です。
値段
色によって金額に差があります。
一番一般的な色であるグレーであれば2万円ほどで買えますが、
バイオレットだと6万円ほどします。
年齢を重ねると安くなる傾向にあり、私は2歳のホワイトのチンチラを4万円で購入しました。
性格
人懐っこい性格で、飼い主を顔を覚えます。
懐けば手や肩に乗せて遊ぶこともできるようになります。
しかし、神経質な部分もあり、触りすぎたりするとストレスで病気になってしまうこともあるので注意してください。
特徴
気温の変化に弱い
チンチラは暑い環境にも寒い環境にも弱い生き物です。
適切な飼育気温は17℃~21℃であり、夏場はクーラーをつけっぱなしにしなければいけませんし、冬場はヒーターを設置してあげる必要があります。
夜行性
基本的による活動する動物なので、飼育している部屋ないしはその部屋の隣が寝室の場合は注意してください。
ケージの中で運動のために飛び回ったり、時には鳴き声をあげたりするので、就寝の妨げになってしまいます。
頭がいい
学習能力が非常に高く、エサの入れ物や飼い主の顔などはすぐに覚えます。
我が家では何日かに1回はケージから出して部屋の中で遊ばせてあげるのですが、ケージに戻そうとして捕まえるのが日に日に難しくなってきます。はじめは壁際に追い込んですぐに捕まえられたのですが、数日後には壁際に近寄らなくなりました。
砂浴びが必要
身体全体が毛でモフモフの毛で覆われていますが、手づくろいを自分ではあまりせず、砂浴びをすることで清潔を保っています。
飼う場合は砂浴び用の砂を用意してあげなければなりません。
容器はケージの中に入れっぱなしでもいいですが、中で糞をしてしまうことが多いため、砂浴びはケージの外でしてあげるのが理想です。ケージから出して砂浴びの容器を見せてあげると飛び込んでいって、中でくるくる回っています。とてもかわいいので一見の価値ありです。
エサ
エサは主食がチモシー(牧草)で、栄養補給のためにペレット(チンチラ用)を与えます。
その他には、おやつとしてドライフルーツやひまわりの種を食べます。
我が家のチンチラはドライフルーツが大好きで、与えると無限に食べ続けてしまいます。
まとめ
人懐っこい性格で、手のひらサイズの大きさの動物なので、比較的飼いやすい部類に入ると思います。ただ注意しなければいけないのは温度管理で、夏場はクーラーをつけっぱなしにする覚悟が必要です。
飼っている人が少ないので情報収集が難しい動物ですが、飼ってみると他の動物と大差ないイメージで飼うことができます。