「社会人」ストレスによる吐き気。理解してくれない現場。
さまざまなストレス
社会人になるとさまざまなストレスを抱えることになると思います。
- 会社での上司、同僚との付き合い。
- 仕事上のトラブル
- 家庭内トラブル
- 育児
軽く考えるだけでもこれだけはあります。
社会人になると学生の時と違い、ストレスとは切っても切れない関係にあります。
前回の記事に書いた通り、私はストレスを抱えると吐き気となって体調にでてしまいます。
会社に行く道中に気持ち悪くなり、うずくまってしまう日も何度かありました。
そんな中でも、体調がよくなった時期が何度かあり、その時何をしていたかを紹介していこうと思います。
会社の人間は理解してくれない
以前の記事で、自分の症状を周りに言うことで安心感が得られるといったようなことを書いたと思います。しかし、社会人になると少し話が違ってきました。
社会人になると、自ずと飲み会が増えていきます。当然、私は食べることができないどころか、参加することもぎりぎりの状態です。
入社して1,2年は無理してでも参加していましたが、症状はどんどん悪化していきました。飲み会がある当日の朝は、熱がでたり、下痢をしたり、会社を休むこともありました。
ここで初めて上司に自分が「会食恐怖症」であるといった話を打ち明けました。
しかし、まったく理解していないようで、
上司「そういう病気もあるんだぁ・・・?」
と、半信半疑の様子。「ただの甘えだろう」といった心の声が聞こえてくるようでした。他の上司にも言いましたがほぼ同じ反応・・・。
一方、同僚にも相談したところ、同僚はすんなり受け入れて、ひとまずは安心。
ここで私は思いました。
「今の(当時の)30代から50代の人間は精神病についての意識が低すぎる!」
仕方がないので、上司の方々に理解してもらうことは諦めました。
しかし、同僚や現場の方々の一部(ほとんどが年齢が若い方)が助言してくれたおかげで、これ以降の飲み会は一切参加しなくてもよくなりました。
当時、助けてくれた方にはとても感謝しております。
体調がよくなった時期
そんな私でも四六時中体調が悪いわけではありません。
一時的に体調がよくなった時期があります。それは下記の2つ
自衛隊研修
私が勤めていた会社では新入社員の時期に3日間だけ自衛隊研修があります。
当時は3日も泊りで何も食べられずに倒れて今うんではないかと不安でした。
しかし、実際始まってみるとびっくり!
1日中極限まで体を動かす自衛隊では、心に病を抱えている余裕もなかったのか、吐き気の症状はまったく現れませんでした。
それどころか朝から3食お腹いっぱい食べることができました。
私は昔から朝ごはんは食べられない体質だったので、こんなことは初めてでとてもうれしかったです。
友だちとのスノーボード
私は社会人になって地元から離れました。ですので、学生時代の友達とも音信不通となっていました。
ところがある日、大学時代の友達からの突然の連絡。
友達「スノボ行こうぜ!」
この連絡にはびっくり!実は私は社会人になってからスノボを始めていました。友達も同時期にスノボを始めていたらしく、私は二つ返事で行くことを決定。
結局、初心者の友達もよんで5人でスノーボードに行くことに。
久しぶりに会った友達との遊びはとても楽しく、充実した一日になりました。
しかし、帰り道で友達から不穏な提案が・・・
友達「飯食いに行こうぜ!」
私は言葉が詰まりました。「ここで断ったら雰囲気が悪くなってしまう」「また気持ち悪くなってしまうんではないか」「会食恐怖症のことしってるはずなのになぜこんな提案してきたんだ」と、不安が膨れ上がっていきました。
結局私は食事に行くことを承諾し、ドキドキしながらラーメン屋に入店。
ところが、まったく気持ち悪くならない。普通に食べられる。
内心びっくりしながらラーメンを食べきり、店を出ました。
ストレス解消が大事
上記二つの時期で共通するのは体を動かしていることです。
体を動かすことでセロトニンという気分を安定させたりするのに効果的な成分が分泌されるようです。
運動すればお腹も空きますし、私のように吐き気で悩んでいる人には運動することがおすすめです。
運動はちょっと苦手、という人であれば、他にストレスが解消できる方法を見つけることが回復につながっていくのではないのでしょうか。