尊敬するのは明日の自分

心の病やペットなどの生活についてのブログ

転職での体調変化

体調改善に向けて転職

私は4年間研究職に就いており、なかなか体を動かすことがない仕事でした。

会社の中でも立場の弱い部署で、肩身が狭く、成果がでないとたたかれる厳しい職場であったため、精神的にもつらい思いをしていました。

加えて、総合職としての採用であったため、他にも営業や製造といった様々なことをやらされ、責任も重いといった状態。

そんな中、製造をやっているときだけは楽しく仕事ができていることに気づきました。

 

前職は総合職でありながら、他社の現場職よりも給料が安い傾向にあったため、私は迷わず現場職への転職活動を始めました。

 

現場職なら自分に合っているはずだし、体も動かすので体調はよくなるに違いない!

と、当時は期待とワクワクでいっぱいでした。

 

転職成功!

タイミングがよかったのか、転職は思っていたよりもすんなり成功することができました。

私が転職時に重視した項目は、「給料」と「休暇」が増えること。

その条件にあう会社はたくさんあったのですが、すべて家から遠い。その中でもなるべく交通の便がいいところを選択しました。

結果は電車と原付で1時間半かかる場所。

1時間半なら普通に通勤できると思ってましたし、原付は好きなのであまり気にしていませんでした。

 

体調の変化

力仕事が多く、毎日汗だくになりながら働いていました。

職場の人たちは気のいいひとが多く、ストレスはほとんどなく仕事をすることができました。

そんな中、働き初めて1ヶ月。新人歓迎会がありました。

私は、「また食べられないんじゃないか?」と不安になりながら、仕事終わりに歓迎会に出席しました。

ところが、

吐き気がない・・・?

自分でもびっくりしました。やっぱり現場職で汗を流すのが正解だったんだ!と心の底から喜びました。

 

なぜか体調が悪くなる

働き始めてから2ヶ月。通勤途中、急に吐き気に襲われました。

その日からほぼ毎日、えずきながら会社に行く日々。

会社につけば体調はよくなるので、あまり気にしていませんでした。

しかしそれから2週間ほどが経ち、職場での昼休憩が終わり仕事をしはじめたその時、

激しい吐き気に襲われ、そのままトイレで嘔吐。

その日は早退しました。

すぐに内科を受診したのですが、異常はなし。

やはり精神的なものかと思い、ここで初めて心療内科を受診しました。

 

体調改善ならず休職へ

心療内科で診断を受けた病名は「適応障害」。

抗うつ剤と安定剤を処方してもらい、仕事へ復帰しました。

しかし、それから2週間ほどいったのですが、体調はどんどん悪くなる。

最終的には朝礼に出られなくなり、職場の方々に心配されて帰宅。

家族にも相談したところ、「休職した方がいい」といった結論に達したので休職を始めました。

 

不調の原因

一時期よくなったのにもかかわらず、なぜ急に悪くなったのかが自分ではさっぱりわかりませんでした。

病院の先生も、「本人がわからないなら、私もわからない」といった感じで、手の付けようがない様子。

しかし、親から言われた一言でハッとしました。

 

親「仕事場が遠すぎるんじゃないの?」

 

的を射た質問でした。自分の中では

「1時間半の通勤なんかみんなやってるし、普通じゃないの?」

と思い込んで通勤していました。

そう!思い込んでいたのです!

思い返すと、原付は好きなのでいいのですが、電車の人混みが嫌いでかなりストレスになっていました。

通勤の中でも電車に乗っている時間は1時間。

これはかなりのストレスになっていたのだと思います。

 

結果

自分は大丈夫!周りもやっているんだから!と自己暗示をかけていたのが原因でした。

人それぞれ我慢できることと、できないことがあると思います。

それを自覚し、自分をだまさないことが大切なのだと気づかされました。