通勤や軽い運動に便利なクロスバイクのメリット・デメリット
クロスバイクに乗るようになった理由
私は前職では最寄駅から自転車で通勤をしていました。
会社の最寄駅から片道3.5km程を毎日走っていました。
3.5kmというと結構近く感じると思いますが、会社と駅の間には坂道が多く、
特に駅→会社の道のりはほとんど上り坂です。
一時期ママチャリで通勤していたのですが、坂道を登りきる時にはばてばて。
夏場は汗だくの状態で会社に到着するので、すごく恥ずかしかったです。
その時、会社の先輩にロードバイク乗りがいたので、ロードバイクを買うことを検討しました。しかし、いろいろ話を聞いているとコストがかかりすぎる・・・。
「自転車にそんなお金はつかえない!」と妻からも却下されてしまい、ロードバイクを買うことを断念。
その後、いろいろ検索するうちに、ロードバイクより安く買えるクロスバイクの存在を知りました。
値段もロードバイクの半額程度で買えるものも多く、「これなら買ってもいい」と妻の許可も得られました。
私が買ったクロスバイク
私が買ったのはELITEのアルミ製クロスバイクです。
【手組み立てMade in japan】クロスバイク 3X7 21段 アルミ軽量クロスバイク A400F-21 ELITE【カンタン組立】
- ジャンル: クロスバイク
- ショップ: アート サイクルスタジオ
- 価格: 38,664円
クロスバイクは値段に大きく差があります。
2万円以内で買えるものから10万円以上するものまで、多種多様です。
ただし、2万円以内で買えるものはママチャリにちょっと性能を良くした程度でしかないので、始めて買うのであれば3~5万円のものをおすすめします。
ELITEのクロスバイクはコストパフォーマンスが非常によく、使っているパーツに「シマノ」という良質なメーカーのものを多く使用しています。
それでいて4万円程度で購入できるので、非常におすすめです。
私はできるだけ安く済ませるために、自分で組み立てましたが、
自転車にあまり詳しくなかったり、工作等が苦手な人は「完全組み立てオプション」というものがあり、組み立てた状態で送ってもらえるので安心してください。
自分で組み立てる場合も、しっかり説明書がついてきますし、
昨今は多くの写真を使って組み立て方を紹介してくれているブログもいっぱいあるので、そちらを参考にしていただければ自分で組み立てることは容易です。
クロスバイクのメリット
ママチャリでは出せないスピードが出せる
本気でこぐとかなりのスピードが出ます。
たらたら走っている車なら抜けるぐらい速いです。実際に測定してみたところ、時速40kmでていました。
ママチャリは全力こぎしても時速30kmぐらいしかでないと思います。
通常の運行速度も速くて、
ママチャリは軽くこいで時速10~15kmぐらいですが、
クロスバイクは軽くこいで時速20kmぐらいでます。
スピードが落ちない
クロスバイクに初めて乗ったときに一番大きく感じたのがこれです。
こいでいない時にもスピードがほとんど落ちません。
ですので、こいでいるとどんどんスピードが上がっていきます。
ママチャリでは味わえない疾走感を味わうことができます。
非常に軽い
クロスバイクがスピードを出しやすいのには、この軽さが大きな理由になります。
クロスバイクは非常に軽く、片手で持ち上げられる程度の重さしかありません。
安全や保全の為に、家の中にクロスバイクを置いている人も多く、
この軽さによって家の中にも楽々持ち運ぶことができます。
分解・組み立てが簡単にできる
パーツが非常に簡素にできていて、簡単に分解することも、組み立てることもできるようになっています。
ですので、パーツに不具合がでた場合は、自分で取り換えることが可能です。
そのうえ、分解・組み立てが簡単にできることで、どこへでも持っていくことができます。
分解して、カバンにいれて持ち運び、移動先で組み立てることで、クロスバイクは乗る場所を選びません。
クロスバイクのデメリット
スピードがですぎる
ママチャリの感覚でこいでいると、スピードが出すぎてしまいます。
タイヤが細いので、スピードがでていると急には止まれません。急ブレーキをかけるとスリップしてしまい非常に危険です。
できるならヘルメットやサポーターを付けて走るのが安全です。
すべりやすい
雨の日に乗っているととても滑りやすいです。
特に、グレーチングと呼ばれる側溝の鉄製の蓋には気を付けてください。
少しでも斜めに入ると滑ってこけます。思っている以上に滑るので、初めて乗る方は慎重になりすぎるぐらいがちょうどいいと思います。
ズボン裾が汚れる
クロスバイクは基本的にチェーンがむき出しの状態になっています。
ですので、何も対策せずにペダルをこいでいると右足の裾がチェーンにあたります。
チェーンにはオイルが塗られており、裾が真っ黒になってしまいます。
対策としては、
- 裾が当たらない程度の丈のズボンをはく
- 裾にバンドを巻く
- 自転車にチェーンカバーをつける
の3つです。
1については自転車用の服を着ることで解決します。
2については100均で売っているようなマジックテープのバンドを足首に巻くといいです。私はこの対策をとっています。
3については一度やってしまえば一番面倒がなくなるのでいいのですが、少々コストがかかってしまうのと、クロスバイクの「軽い」という利点をなくしてしまうことになります。
ロードバイクと比べられる
ロードバイクの方がスピードもでますし、価格も高い。ドロップハンドルで走る姿もかっこいい。
ですが、ロードバイクほどスピードがでない分、街乗りではクロスバイクの方が乗りやすいです。
まとめ
クロスバイクはとても便利な乗り物です。
自転車通勤や通学している方はクロスバイクにすることで、移動がかなり楽になると思います。
その他にも、日々の軽い運動としてクロスバイクがあると、いろんな場所にいけて楽しく運動ができると思います。あまり運動をしない人でも軽く片道10kmはいけます。
少しでも興味をもった方はぜひ買ってみてください。
一度乗ってみると病みつきになりますよ。