心の病気は親から遺伝する？！【母の体験談】

私の主観になるのですが、心の病気は遺伝すると思います。

私の場合、先天的なものではなく後天的なものでしたが、母親と同じ症状で苦しんでいます。

現在、母は完治しており普通に生活できているので、自分にとっては「私もいつかは治るんだ」という安心感にもつながっています。

母が私と同じ症状で苦しんでいたことは最近知りました。

私が母に自分の症状を相談したところ、母も同じ症状で悩んでいた時期があるということが発覚しました。

私は現在、精神科に通って療養中なのですが、母の時代はまだ精神病についての研究があまりすすんでいなく、内科に受診していたそうです。

症状は私と同じで吐き気。大好きな旅行先でも吐き気に悩まされて夜も眠れなかったといっていました。

内科では胃腸に原因があると診断されて、胃カメラを4回ほど飲んだそうです。それでも原因は突き止められず、たまたま父がもっていた安定剤を飲んだところ、一気に気持ちが楽になり、心の病であることが発覚しました。

ストレスの原因は明確で、結婚して姑からの嫌がらせによるものでした。

当時は子供が小さく、逃げることができず、我慢するしかない状況だったようで、苦しい日々を送っていたといっていました。

完治するのに十数年かかったと言っていました。環境はほとんど変わっていないのになぜ完治できたのか聞いてみると、それは「時間」といっていました。

時間をかけて歳をとっていく中で、自分の考え方がどんどん変わっていき、治すことができたといっていました。

後天的な心の病は時間が解決する

これが母が出した答えです。

正直、現在吐き気で苦しんでいる私からすると、「本当に治るのか？」と半信半疑です。私の場合は家族を養っていかなければならないので「十数年も待っていられない。」とも思います。

しかし、死ぬまでこのような状態ではないと考えることもでき、ちょっとだけ未来が明るくなりました。

病院の先生も、「私と同じような症状の人が3年通っていた。」と言っており、今は我慢の時だと自分に言い聞かせています。

尊敬するのは明日の自分