尊敬するのは明日の自分

心の病やペットなどの生活についてのブログ

精神科、心療内科の選び方

一昔前はうつ病で会社を休むというと、「そんなの甘えだ!」「みんな辛い思いをしてやっているんだ!」などという人が多かった印象があります。
小さな会社ではそういった風習がまだ続いているところもあると思いますが、比較的大きな会社になれば精神病への理解があり、周りからのサポートも受けることができるでしょう。
今は「傷病手当金」といって現収入の3分の2を日割りで支給してもらえる制度もあるので、本当に無理なら休職するという手段をとることをおすすめします。
 

私の体験談

「もしかしたら自分はうつ病なんじゃないか?」と思っていても精神科には足が運びづらいものです。

 
私も最初はそうでした。
自分が精神病だということを受け入れたくないというのもありました。
親が安定剤を持っていたので、当時はそれをすこし分けてもらって飲むことで、ごまかしながら働いていました。
しかし、それは一時しのぎでしかなく徐々に身体を蝕んでいました。
だんだん吐き気が強くなっていき、最後には会社で嘔吐してしまい、ようやくそこで精神科に行くことを決意しました。
 
精神科について調べてみると、「心療内科」と「精神科」の二つに分かれていることがわかりました。
 

心療内科と精神科の違い

私は専門家ではないので、私個人の印象でお話しすることになるのですが、(私は心療内科と精神科の両方を受診したことがあります)

結論としては、大きな違いはあまりないと思っています。

私個人の意見として

心療内科

  • うつ病の中でも軽い症状。
  • 環境を考え方を変えることで治ることが予期される症状。
  • 小さな病院に多い。

精神科は

  • 生まれ持った心の病気
  • トラウマのような簡単に解決できない症状。
  • 大きい病院に多い。

というイメージを持ちました。

実際、心療内科にいる人たちはパッと見では心の病気を抱えているのかわからないような、普通の人が多く、

逆に、精神科には奇声を発したり、ブツブツ何かを言っていたりと、見ただけでわかりやすい人がいます。

 

このように書くと心療内科の方が行きやすい場所なのかもしれませんね。

しかし、どちらも心の病気を扱う病院であることは変わりなく、診断の内容はほとんど違いはありません。

 

病院の選び方

最初の病院選びは大切です。なぜなら、診察は先生の判断がすべてであり、その人の力量で病気の治りが早くもなり遅くもなるのです。

カウンセリングや薬は、その人の症状や性格や体質に合ったものでなければ意味がありません。しかし、それ以上に大切なのは先生との信頼関係です。

頼りがいのない先生に不信感を持ちながら病院に通っても、治りが遅くなるばかりです。

実際、私が行った心療内科は、先生が無愛想で薬の説明もろくにしないところでした。

1ヶ月通って、先生の不信感がどんどん強くなって、どんどん体調が悪化していきました。

その後、インターネットでその心療内科の口コミをみたら、悪い評判が多いところでした。

ついでに評判のいい心療内科を検索したところ、私の知人が通っている病院がありました。実際に知人に聞いてみたところ「すごい雰囲気のいい病院だ」と言って口コミ通りの高評価でした。

 

ですので、病院を選ぶ際は、知人の評判かインターネットでの口コミを参考に選ぶといいと思います。選ぶ科は精神科でも心療内科でも、どちらでもいいと思います。

ただ、インターネットの口コミは悪い口コミを消すところが多いので注意が必要です。

口コミサイトは多いので、一つの口コミサイトで決めずに、いろんな口コミサイトを見て決めるのがいいでしょう。