もらってきた猫が全然なつかない時の対処法
我が家では猫を二匹飼っています。
一匹はペットショップで買ったスコティッシュフォールドのオス。
もう一匹は里親募集でもらった雑種の白猫のメス。
この白猫がもらってから半年経つのですが、ぜんぜんなつきません。
そんな全然なつかない猫になついてもらう為にやっていることを紹介していきます。
落ち着く場所を作ってあげる
猫は狭い場所が大好きです。猫が一番落ち着ける場所を用意してあげましょう。
一番いいのはケージを買うことです。
この中なら安全だ。と思える場所をつくってあげることで、だんだん外の世界にも興味を持ち始めます。
安全な場所を確保すると、その自分の場所から外に出て、すぐに戻ってを繰り返し始めます。
日に日に行動範囲が広がっていき、
我が家の猫は今では部屋中どこでも歩き回るようになりました。
ちなみに私が買ったケージはこれです。
一番下の段にはトイレとご飯を置くことができます。
子猫のうちは十分な大きさのケージですし、ハンモックが気持ちいようで、とてもお気に入りでした。
猫が2匹乗っても壊れない頑丈な作りで気に入っています。
パーソナルスペースを侵さない
猫はパーソナルスペースを侵されるのが嫌いな生き物です。
人間にもパーソナルスペースはあります。電車の椅子に座っている時に、ガラガラなのにも関わらず、隣に座ってくる人がいたら嫌ですよね。
猫もそれと同じで、くつろいでいるときにいきなり近づいてこられると警戒します。
猫が人間に興味を示して、自分から近づいてくるまで待つことが大事です。
怒らない・叱らない
しつけのために悪いことをしたら叱らなければいけないと思うかもしれませんが、人間に慣れていない猫にとっては、叱られても「怖い」という感情しか生まれません。
叱れば叱るほど恐怖によって、言うことを聞かなくなる一方です。
もし、壁などで爪とぎをしたりやってほしくないことをやっていた場合は、叱らずに近づいてそっとやさしく「ダメだよ」と言いながら抱っこしてあげるのがいいでしょう。
噛まれたときも怒ってはいけません。むしろチャンスです。
噛まれても我慢してあげることで、「この人は噛んでも怒らない」という安心感を与えることができますので、ぐっと仲が深まることになります。
遊んであげる
積極的に猫じゃらし等を使って遊んであげましょう。
猫と仲良くなるには、適切なスキンシップの多さが大事です。
スキンシップといっても、無理やり撫でてあげたりするのは逆効果になります。
猫が少しでも嫌そうなしぐさをしたら、その行動はやめてあげましょう。
猫の感情 判断ポイント
猫が嫌がっているかの判断ポイントは尻尾です。
尻尾が上向きになっているときは上機嫌。
身体の内側にしまいこんでいるときは恐怖を感じている時です。
ぶんぶん横に振っているときは不機嫌。
ただし、獲物を狙っている時も尻尾は横に振ります。
ですので、猫じゃらしで遊んでいる時は尻尾を横に振ると思います。
逆に撫でているときに尻尾をぶんぶん振り始めたら嫌がっている証拠なので、撫でるのをやめてあげましょう。
しかし、落ち着いている時も尻尾は横に振ります。
落ち着いている時と嫌がっている時の判断方法は尻尾の振るスピードです。
バタバタと音がなるほど尻尾を激しく振っているときは嫌がっている時です。
ゆっくりと振っているときが落ち着いている時です。
猫の感情を適切に判断できるようにしましょう。
ご飯やおやつをあげる
食べ物を与えることは、猫と仲良くなる大事な要素です。
生きていくためには食べ物を必要不可欠です。
お腹が空いたら、嫌でもご飯を食べなければいけません。
その食べ物を人間からもらっているという事実を猫に見せつけることによって、猫は食べ物をもらうために近づいてくるようになります。
餌をあげる時は、できるだけ猫が目の前で見ている時にあげましょう。
見ていない時にエサ入れに入れるだけだと、勝手にエサが入っているとしか思われませんので注意してください。
まとめ
我が家に来てからの白猫は、近づくだけでシャーシャー言ったりウーウー言ったりとまったく近寄らせてくれませんでした。
しかし、上記のことを実践していくうちに、今ではごくたまにですが体の上に乗ってくるようになりました。私から近寄ると逃げてしまうので、まだまだ懐いているとは言えませんが大分進歩が見えます。
猫は見ているだけでも癒されます。懐いてくれるとさらに癒されます。
今後、懐いてくれることを願って、長い目で接していこうと思います。